◆乗算・・・下のレイヤーのRGB値に上のレイヤーのRGB値の割合を乗じます。合成で出来た結果色は必ず暗くなります。シャドーマップと同じ合成方法です。レイヤーの不透明度が100%なら、フィルタとほぼ同じ結果になります。
★レイヤーの不透明度による変化が「フィルタ」による合成よりも大きく、不透明度に応じて下のレイヤーの色も見えてくるので、体感的に扱いやすい合成方法です。
★近似値での算出方法(推定)を一応挙げます。(不透明度100%で)フィルタと同じですが少し詳しく・・・
RGB値で・・・
上のレイヤー・・R値204、G値255、B値0
下のレイヤー・・R値51、G値153、B値153
計算式・・・
R値・・・204×51÷255=40.8≒41
G値・・・255×153÷255=153
B値・・・0×153÷255=0
結果・・・RGB値(41,153,0)
実際の結果・・・
ペインター・・・RGB値(40,152,0)
Photoshop・・・RGB値(41,153,0)
(Photoshopの乗算ではほぼこの計算式が当てはまりますが、ペインターでは1小さく(暗く)なります)
★コミックなどの線画と色を別レイヤーにしたい場合に最も適しています。
★合成方法「フィルタ」よりも不透明度に応じて下のレイヤーがスムーズに見えてくるため、塗り潰し手法のブラシを乗算レイヤーに使用しても自然な合成になります。不透明度を30%など低くしても、ブラシのストロークのエッジ(輪郭)が目立ちません。
★ペインター6時代からずっと放置され続けている、有名な「乗算バグ」があります。真っ白なレイヤーでも重ねていくうちにドンドン暗くなってしまうと言うもので、乗算レイヤーを重ねていく時は注意が必要です。詳しくは次の項目をご覧下さい。
★Photoshopの「乗算」にはこのような現象は起きません。ちなみにペインターで真っ白い乗算レイヤーを数十枚重ねると、結構グレーになりますが、これをPhotoshop形式で保存して、Photoshopから開くと・・・どうなるでしょうか?・・・・・・・・・答え:真っ白に戻ります。
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