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最終更新  2004年02月09日

レイヤーの種類

レイヤーには次のような種類があります。

1.通常のレイヤー(イメージレイヤー)
2. ダイナミックレイヤー(特殊効果を作れる特殊なレイヤー)
3.シェイプ専用レイヤー(矩形やパスを使ったレイヤーと文字のレイヤー)
4.リファレンス・レイヤー(ジェイペグやビットマップ等の画像をペインターに取り込む「配置」コマンドを使った時に出現します。確定するまでは通常のレイヤーにはなりません。「配置」は 、「ファイル」メニュー〜「配置」で実行します。)
5. レイヤーフロートオブジェクト(選択範囲を「レイヤー調整ツール」でドラッグすると出現します。レイヤーの一部を選択範囲の部分だけ切り取って移動する様なときに使います。でも正直言ってこれは使い勝手が悪いような気がします・・・)

★フォトショップのレイヤーとほぼ同じ感覚で使えるのは1だけです。(ここら辺がペインターの取っつきにくさなんでしょうが、違いが分かればそっか〜で済んでしまうのですが。)

2.は特殊なレイヤーで、効果を色々と変えながらその結果を微調整出来るので 便利ですが、最終的には通常のレイヤーに変換した方が使い勝手は良いでしょう。

3はシェイプと文字を使うときのものですが、通常のレイヤーにも変換できます。(その場合シェイプや文字の様々な効果はもちろん使えなくなります。)

4〜5は「一時的なレイヤー」と考えた方が良いでしょう。位置等が決まり次第通常のレイヤーに変換した方が使い勝手は良いでしょう。

★ペインター7では新たに「水彩レイヤー」と「リキッドインクレイヤー」が出来ました。
これはそれぞれ水彩ブラシとリキッドインク・ブラシがだけが使える特殊なレイヤーです。
水彩は以前からありましたが、キャンバス上にしか描けなかったので、レイヤーでも描けるようにしたものです。
選択範囲とか、通常使用できるツールは同じように使えます。(マスクを水彩で塗ることは出来ません)
塗り潰しは通常のレイヤーに確定してからでないと出来ません。
レイヤーなので複数のレイヤーに重ねて描くことが出来ます。しかし、他の筆はこのレイヤー上では使えません。

★ペインター7のテキストも、ダイナミックレイヤーと合体したせいで、新種のレイヤーになりました。シェイプとはまた別のレイヤーです。
これは、シェイプにも変換出来ます。また、シェイプから更に選択範囲にも従来通り変換できます。逆も可能です。


「下にある色をサンプリング」

1.ペインター7から、レイヤーパレットのところに「下にある色をサンプリング」というチェックボックスが出来ましたが、これは、「塗料」設定パレットのところにある、「にじみ」設定のような、下の色との混じり合う設定のあるブラシで効果があります。
水彩の「ピックアップ」も同じく、下の色との混じり合いの設定です。
2.普通これらの設定は、同じレイヤー上とかキャンバス上で効果がありますが、下にレイヤーがある場合は、この「下にある色をサンプリング」にチェックを入れる事で、下のレイヤーの色と交じり合うようになります。
★「にじみ」設定のあるブラシとは、パステル、筆、ティント等のブラシです。


「透明部分を維持」の使い方

レイヤーパレットの中に(左に)「透明部分を維持」というチェックボックスがあります。
これをチェックすると、一度塗った部分だけが描けるようになり、塗っていない部分には描けなくなるという機能です。コミックの描画等には便利です。
ところが、これにはバグがあり、透明部分との境界部分 で何故か黒っぽい色を引きずる場合があります。(筆の設定にもよるらしい・・・詳しくは分かりません)
これを回避するためには、塗る前に、大きめの消しゴムで境界部分を一度消し、それから塗ってみましょう。多分黒い色を引きずらないはず・・・・です。

★ブラシによって、境界部分に白い色を引きずらないブラシもあります。(エアブラシ等)


レイヤー上の画像サイズ

レイヤーを作る際、ペインター上では、そのレイヤーに描いた画像を囲む四角形の画像でレイヤーが作られます。つまり、キャンバスサイズ全体の画像ではなく、レイヤー上に描いた画像の大きさでレイヤー画像が保持されているという事です。(試しに、レイヤーを一つ作ってそこにブラシで適当に描いて、次に、マスク・パレットで、レイヤー1マスクを開くと、その画像の周りに四角い枠が見えると思います。この範囲内がレイヤー画像です。)

これは、レイヤー画像のメモリを極力減らすための仕様です。これを逆に利用して、システム全体へのメモリ負担を減らすことも出来ます。

 


レイヤーのコピー

ペインターにはレイヤーのコピーのメニューが無い?
そんなことはないんですが、確かにちゃんとしたメニューが見当たらないですね。
いや、ちゃんと出来るんです。
「ツール」パレットで、「レイヤー調整ツール」 を選び、コピーしたいレイヤーの描画範囲の外側等でAlt + クリックでコピーできます。

★ペインター7では、レイヤーパレットの中のレイヤー上で右クリックすると、「レイヤーの複製」というメニューがあります。


キャンバスのコピー

キャンバスのコピーは、「選択範囲」〜「全てを選択」して、「選択範囲」〜「レイヤーに変換」でコピーした新規レイヤーが作成されます。

「全てを選択」した後「編集」〜「コピー」、次に「ペースト」とやると、新規レイヤーが作成されるんですが、画像がずれることがあります。


不可視状態のレイヤー

「このレイヤーは不可視状態のためペイントできません」というメッセージが出た事はないでしょうか。これは、「オブジェクト」パレットの「マスク」タブで、マスクウィンドウ内の一番上のRGBレイヤーが見えなくなってしまっているためです。(アイコンの「目」が閉じてしまっているためで)左の閉じた「目」をクリックして開けてあげれば元に戻ります。

また、マスク自体にペイントしようとしたときにも同じメッセージが出ることがあります。その際は、ペイントしようとしたマスクの「目」が閉じてしまっているので、開けてあげましょう。

★レイヤーを選択していると思っていても、実はマスクを選択していたと言うことがよくあります。何かの処理をするとレイヤーからキャンバスに選択が移ったりもします。


乗算のバグ (ペインター6)

コミック系の絵を描く際、線画レイヤーは「乗算」にする時があると思いますが、「乗算」はフォトショップと違い、何も描いていない部分でも色がにごる事があります。
そのため、「乗算」よりも「フィルタ」 を使用することをお勧めします。


ダイナミックレイヤーを通常のレイヤーに変換する

ダイナミックレイヤーはとても便利な機能ですが、これは特殊なレイヤーになっていて、そのままでは通常のレイヤーの作業が出来ません。そこで、通常のレイヤーに変えたいときは、「レイヤー」パレットで「固定」としたいところですが、そうすると、レイヤーではなくキャンバスに固定されてしまいます。レイヤーに固定したいときは、同じ「レイヤー」パレットの「グループ」ボタンを押し、グループ化してから、「結合」を押します。複数のダイナミックレイヤーもこれで同時に通常のレイヤーに変換できます。

★キャンバスに固定すると、背景のペーパーカラーも作成されてしまいますが、この方法だと、背景は透明なままレイヤー化します。

★背景が透過するダイナミックレイヤーは、リキッドメタル、ダイナミックテキスト(テキストの背景がキレイに透けるので便利!)、焼き込み等。リキッドレンズは透明部分が残るものもあります。

★ペインター7では、レイヤーパレットの右にある小さな三角をクリックすると、サブメニューが出ますので、そこで「デフォルトレイヤーに変換」をクリックすると、通常のレイヤーになります。


レイヤーが多くなりすぎた時、固定しないでレイヤー統合した画像を新規作成する


レイヤーを多く使う場合に特に便利です。

全てのレイヤーを含む画面全体を一時的に統合して色を調整してみたいとか、制作過程で頻繁に保存する場合に保存スペースを節約する場合、統合した画像を別レイヤーにする場合、などに便利です。

★その画像を開いているときに、「ファイル」〜「クローン作成」をクリックします。すると、レイヤーを全て固定した新たな画像ファイルが作成されます。

 


レイヤーの一部だけを切り取って移動する

レイヤーの一部だけを切り取って移動するには、次のようにします。

1.移動する部分を選択範囲で囲む。
2.レイヤー調整ツールでその選択範囲をドラッグすると移動します。
3.レイヤーパレットを見ると、「レイヤーフロートオブジェクト」が出来ています。
  ★これは、選択範囲でドラッグした部分を一時的レイヤーにしたものです。

4.そのまま確定するには、右クリックして、「固定」を選びます。
  ★キャンバスではなくレイヤーに固定されます。
5.その部分を別レイヤーにするには、「レイヤーフロートオブジェクト」のレイヤーをレイヤーパレット上でドラッグして、元のレイヤーの外に出します。


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